1.千代田の宮に程近き錦の街にそそり立つ我らが電機学校は明治四十
の秋九月開きし日より扇なす末広がりに栄ゆなり
2.明日夕べに集いよるECRの健男児坐しては研磨の書を読み起ちて
は奉仕の槌振り衣は油にまみるとも希望に燃ゆる夢の内
3.仰げば高し芙蓉峰望めば広し太平洋 この海山を心とし月の桂も手折
り得て機械の威力示さなん電化の御世を表さん
1.日輪は天に輝き白雲は富士に沸き立つ
朋がらよ眉あげよ大いなる歴史の中で
我ら新しい真理を作る東京電大我らが母校ああ讃えん哉その伝統
2.天体はいよよ近づきめぐる四季時間は早し
朋がらよ夢持てよ大いなる時空を目指し
我ら新しい文化を創る東京電大我らが母校
ああ燦然たりその未来
1.咲く櫻輝く個性緑萌ゆ茂る若葉は瞳の清き青春真理を目指す生き抜こう人間らしく新しく光る世界へ
2.湧く清水小金井の原紺碧に限りなく澄む頬清き青春地球を結ぶ生き抜こう 人間らしく新しく光る世界へ
3.聳え立つはるかな富士よ赤赤と広がる未来髪清き青春人間らしく新しく光る世界へ
1.日の本の首府大東京工科の王座大電気名誉の二語を名において吾等の学ぶ学び舎を東京電機工業というにあらずやこのよき名学び舎の名を仇にすな学び舎の名をあだにすな
2.千早振てう神田の区錦の町に盤居して電機の技を理論を修め究めつてを携りて 世界の進歩に先が来る学びや我ぞ懸命の努力ささげてつとめよや努力ささげてつとめよや
3.皇紀は二千六百年新大東亜の建設に国人こぞり奮う世に生れ合いたる吾
等ぞや至誠 労独創の 綱領にかがみつつ御国のためにいざ進め御国
のためにいざ進め
1.都心の天地は高く広く輝き集る時代の文化科学と技術の上に立ちて真理を仰げば富士に雲なく勤労の道に希望あり
2.創意の火花は潔くさえて平和のいとなみ昼夜絶えず社会の進歩を共に受けて静かにたどれば回路正しく新たなる世界開けたり
3.歴史に栄ゆる電気学園高校我等の負い行く使命親愛等しく競う意気に相呼び相寄る自治のよろこび協同の歩み力あり
1.いつまでも 若いんだから ぼくたち 恋する はるかなものへ
噴きあがる緑の風きみ 挫折の昼がどんなに惨めでも ごらんよ
疼きのなかから虹がきらめいてくる青春って苦しんでいる希望だから
空しくなんかあるものか 崩れても つぶれても電子の愛は踊るのだ
タントン タターン タントンタン さあ 逆さに巻き上げよ
う生命の雪崩を 宇宙の果てのむこうの奥へ
2.百歳までも 若いのだから ぼくたち 夢見る 見えない物に
噴きあがる緑の風ぼく 絶望の夜がどんなに痛くても 信じよう
涙の中から銀河がまたたいている青春って怒っている理想だから
つまらなくなんかあるものか 壊れても 踏まれても陽子の祈りは歌うのだ
ルンルン ルラーン ルンランルン さあ 未来を切り開こう生命の稲妻で
時間の果てのむこうの奥へ
3.ああ きみ ぼく 友だち みんなの中で みんなの外で 風 電子の愛が踊るから
光 陽子の祈りが歌うから 僕たち恋する はるかなものへ 僕たち夢を見る 見えない
ものに いつまでも 百歳までも タントン タターン タントンタン ルンルン
ルラーン ルンランルン
1.若き生命の 花萌えて 湧きづる力 限りなし 雷光を駆り
雷を呼ぶ 未来へ進むこの門出 我らは集う 電機学園
2.新たに国はよみがえり 飛躍の天地 いま開く 電波に結ぶ
東西 栄えの春を 築くべく我らは学ぶ 電機学園
3.大地の極み 雲の果て 幸を訪ねて ゆくとても 誓は固き
幾万の 心の家と 永久に我らは護る 電機学園